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屋敷森の生きものたちvol.2が完成しました!

屋敷森の生きものたち2



屋敷森の四季の自然をご紹介する掲示「屋敷森の生きものたち」の第2号が完成しました。5月下旬から現在までに見られた動植物を紹介しています。
屋敷森の入口掲示板とバードサンクチュアリの掲示板に掲示中です。

(北澤)
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虫たちも夏模様です(2008年7月16日)

夏の様相を見せているのは植物だけではありません。虫たちも夏のにぎわいを見せています。夏と言えばセミの鳴き声ですが、夏早くに鳴くニイニイゼミに加え、今日はヒグラシやアブラゼミの鳴き声も確認できました。虫たちも夏へと模様替えしているようです。


おおしおから

セミの鳴き声に包まれた屋敷森にオオシオカラトンボがとまっていました。シオカラトンボに似ていますが、シオカラトンボの目(複眼)が青いのに対し、こちらは黒い目をしています。体型もズングリした感じです。光が丘公園から4kmほど離れた石神井公園の水辺観察園でオオシオカラトンボが産卵をしているのを見ましたが、メスが産卵している最中、交尾した相手のオスがメスのすぐ上をつかず離れず飛び、他のオスが近づくと「あっちへ行け!」といわんばかりに近づいてきたオスを追いはらっていました。トンボは交尾をする際に、前に交尾したオスの精子を新しく交尾したオスが抜き取ってしまうそうです!ビックリです。オオシオカラトンボは自分の子孫を守るため、メスにぴったり付き添ってボディーガードをしているんですね。


マメコガネ

これはマメコガネというメタリックな緑色と茶色がきれいなコガネムシの仲間です。体の大きさは1cmくらいで小さな種類なのですが、実はアメリカでは非常に恐れられている昆虫です。
この写真ではエビヅルというブドウの仲間の葉の上に乗っているのですが、葉が食べられてボロボロになっているのが分かります。マメコガネはブドウの仲間やマメ科の植物を好んで食べますが、それらは人間が好きな食べ物でもあります。日本ではあまり作物の害虫として問題にはなっていないようですが、アメリカでは「ジャパニーズ・ビートル」という名で呼ばれ、マメ科作物の他、バラやカンナ、サルスベリの仲間等の園芸植物に大被害を及ぼしているそうです。
外来種問題というと、「国土が狭く海に囲まれて敵や競争相手が少ない中でのんびりと過ごしてきた日本の生きものたちが、敵や競争相手が多い中でたたき上げられてきた大陸の生きものたちに侵略されている!」と思いがちですが、逆の状況も少なくないようです。マメコガネだけでなく、植物のクズやイタドリが、アメリカやイギリスなどで大繁茂しているそうです。この場合は「ガンバレ、日本!」なんて言っている場合ではないですね(^^;)

(北澤)

夏の花が咲き始めています(2008年7月16日)

湿度も温度も高い今日この頃。天気予報ではいまだ梅雨明け宣言は出ていませんが、屋敷森の植物の世界は夏へと突入したようです。ミソハギやハグロソウ、メハジキ、ヒメヒオウギズイセン、ヤブミョウガ、フヨウなどが花を咲かせています。


ミソハギ

梅雨を象徴するアジサイの花が終わりかけ、その横でミソハギが紅紫色の花をちらほらと咲かせ始めました。夏を彩る鮮やかな花の色は、遠くから見ても一目でミソハギだと気づかせてくれます。
ミソハギは漢字で書くと「禊萩」。神事の前に罪や穢れを祓い清めるためにおこなう禊(みそぎ)の際、麻などに水を含ませて息を吹き、その麻で身体を撫でることによって自分自身を祓い清めていたそうですが、お盆の時期になると、麻の代わりにミソハギを用いるようになった、というのが名前の由来だそうです。今でも仏前に供えられることが多いのは、こうした背景からかも知れません。



メハジキ

同じピンク色の花でも、メハジキはやや控えめに花をつけています。メハジキも不思議な名前ですが、漢字で書くと「目弾き」。メハジキの茎を短く切って目に挟み、目を開かせて遊んだため、と言われています。よく考えると危険な遊びですが、子ども達は「閉まらない~!」とか言いながら、面白がりそうですね。なぜメハジキが選ばれたのかはよく分かりませんが・・。



やぶらん

明るい草はらから林の中にはいると、足元にヤブランの薄紫色の花穂が揺れていました。秋になると黒く熟した種(果実の様に見えるむき出しの種)が実ります。黒光りするこの種は美味しそうに見えますが、あまり食べられる部分はありません。それでも色々な場所に生えていますので、だれかが食べて種子を運んでいると思われます。一体誰が食べているのでしょうか?
この疑問は、バードサンクチュアリの中で見つけたタヌキの糞によって解決されました。フンの中にヤブランの種が入っているのを見つけたのです。林床性の鳥が食べているかどうかも気になりますが、少なくともヤブランはタヌキに散布を手伝ってもらっているようです。

(北澤)

Tag : 光が丘公園 屋敷森 自然 植物 ミソハギ、メハジキ、ヤブラン

おもしろい虫たちの森(2008年7月2日)

梅雨の晴れ間、雨の時には葉の裏などでじっとしていた虫たちが、このときとばかりに活動していました。今日は植物の世界を離れて、昆虫たちの森を垣間見てみます。


おおかまきり


ちょうど咲き始めたばかりのハグロソウの葉の上にいたのは、オオカマキリの幼虫。羽はまだ小さく、親のようには飛べませんが、鎌は立派なものです。一人前にゆらゆらと揺れながら、獲物を狙っていました。


ササグモ


オオカマキリのゆらゆらダンスを堪能してハンゲショウの咲いている辺りを見回していたら、おもしろいクモを発見しました。脚に生えている長く黒い毛が特徴的なササグモです。もっと近づこうと思ったら、ピュッと跳んであっという間に草陰に隠れてしまいました。何のためにこんな毛を生やしているのでしょうか?だれか知っていたら、教えてください。

(きたざわ)

Tag : 自然 屋敷森 光が丘公園 ササグモ オオカマキリ

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