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屋敷森を彩る冬の植物たち

光が丘公園屋敷森も本格的な冬が訪れ、足元はケヤキやカエデなどの落ち葉に覆われています。ザクザクと心地よい音を楽しみながら屋敷森の中を散策するうちに、枯れ葉のあいだに冬を彩る植物たちを見つけることができました。



スイセン

古い時代から日本人に愛されてきたスイセンですが、元々はヨーロッパの地中海沿岸が原産です。属名のNarcissus(ナルキッサス)が、ギリシャ神話の美少年ナルキッサスに由来していることは有名です。白い花びらと黄色の副花冠の組み合わせがきれいな花ですが、トゲならぬ毒を含んでいます。



センリョウ

美しい実と縁起のよい名前をもつセンリョウ(千両)は、正月の縁起物です。ヒトリシズカやフタリシズカと同じセンリョウ科の仲間です。センリョウ科の植物は、花がみんな変わっています。花びらが無く、雄しべと雌しべだけの単純な花をつけるので、原始的な植物なのではないかと考えられています。



モチノキ

葉や若枝は濃い緑色、花は小さく薄い緑色で余り目立ちません。しかし、果実は美しい赤色で鳥に「美味しいよ、食べて!」とアピールしています。冬はモチノキが一番華やかな季節なのです。



ヤマブキ

冬の青空を背景に、陽光を透かしたヤマブキの黄葉が鮮やかです。春の新葉から、花の時期、そして黄葉まで、年間を通して私たちの目を楽しませてくれます。


冬というと茶色や灰色のモノトーンをイメージしがちですが、意外と多くの色を見つけることができます。小春日和の中、冬の色を探しに、ぜひ屋敷森へお越しください。

(きたざわ)
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寒くなり始めた屋敷森で冬の花が咲いています

二十四節気の小雪をすぎ、公園を歩く人たちがコートに身を包むようになりました。そんな寒空の下、屋敷森では冬の花が咲いています。

冬の花と言えば、やはりサザンカでしょうか。
名曲「さざんかの宿」では「赤く咲いても」とありますが、もともとの野生種は白花のようです。サザンカ・ヤブツバキ・ユキツバキなどを掛け合わせることで、なんと6000種!を超える園芸品種がうまれているそうです。
サザンカとツバキは同じ属でお互い似ていますが、以下の点で区別できます。
1)ツバキはおしべの下の方がお互いにくっついているのに対し、サザンカはくっついていないこと。
2)花が終わると、ツバキは花全体がぽとりと落ちるのに対し、サザンカは花びらが一枚ずつ散ること。


サザンカピンク
薄いピンク色の花をつけるサザンカ

サザンカ赤
紅紫色の八重咲き


サザンカの後ろの林内に、ひっそりとヤツデが咲いていました。花びらがないために目立たず、あまり花らしくありません。ですが、他に花が少ない冬の季節、冬支度をする虫たちには結構人気があります。写真を写した日は雨が降っており、虫はいませんでしたが、晴れた日にはハエの仲間がヤツデの花を訪れていました。

ヤツデ
地味でも虫たちに人気のあるヤツデの花


(きたざわ)

Tag : 自然 屋敷森 光が丘公園 植物 サザンカ ヤツデ

カラスやスズメ、トラの花?(2008年9月12日)

 中秋の名月を迎え、屋敷森ではヤマハギなどの秋の花も咲き始めました。
 
 屋敷森の西側へと歩を進めると、カラスノゴマが小さいけれども鮮やかな黄色の花が咲いていました。井戸のそばではカクトラノオが美しいピンク色の花をつけ、クマバチが飛来していました。その横にはキツネノマゴ、アジサイの茂みにはひっそりとスズメウリが小さな白い花と緑色の果実をつけていました。カラスやスズメ、キツネやトラなど、植物名に動物の名前が付いているものは意外とたくさんあります。植物全体の中でどれくらいの種類が動物名を持っているのか、どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、おしらせください。

カラスノゴマ

カラスノゴマの花


カクトラノオ

カクトラノオの花とクマバチ


スズメウリ

スズメウリの花と果実


*他にも、ヌスビトハギ、キンミズヒキ、シュウカイドウ、サルスベリ、ゲンノショウコ、ヤマノイモ(むかご)などが咲いています。

(きたざわ)

夏の花が咲き始めています(2008年7月16日)

湿度も温度も高い今日この頃。天気予報ではいまだ梅雨明け宣言は出ていませんが、屋敷森の植物の世界は夏へと突入したようです。ミソハギやハグロソウ、メハジキ、ヒメヒオウギズイセン、ヤブミョウガ、フヨウなどが花を咲かせています。


ミソハギ

梅雨を象徴するアジサイの花が終わりかけ、その横でミソハギが紅紫色の花をちらほらと咲かせ始めました。夏を彩る鮮やかな花の色は、遠くから見ても一目でミソハギだと気づかせてくれます。
ミソハギは漢字で書くと「禊萩」。神事の前に罪や穢れを祓い清めるためにおこなう禊(みそぎ)の際、麻などに水を含ませて息を吹き、その麻で身体を撫でることによって自分自身を祓い清めていたそうですが、お盆の時期になると、麻の代わりにミソハギを用いるようになった、というのが名前の由来だそうです。今でも仏前に供えられることが多いのは、こうした背景からかも知れません。



メハジキ

同じピンク色の花でも、メハジキはやや控えめに花をつけています。メハジキも不思議な名前ですが、漢字で書くと「目弾き」。メハジキの茎を短く切って目に挟み、目を開かせて遊んだため、と言われています。よく考えると危険な遊びですが、子ども達は「閉まらない~!」とか言いながら、面白がりそうですね。なぜメハジキが選ばれたのかはよく分かりませんが・・。



やぶらん

明るい草はらから林の中にはいると、足元にヤブランの薄紫色の花穂が揺れていました。秋になると黒く熟した種(果実の様に見えるむき出しの種)が実ります。黒光りするこの種は美味しそうに見えますが、あまり食べられる部分はありません。それでも色々な場所に生えていますので、だれかが食べて種子を運んでいると思われます。一体誰が食べているのでしょうか?
この疑問は、バードサンクチュアリの中で見つけたタヌキの糞によって解決されました。フンの中にヤブランの種が入っているのを見つけたのです。林床性の鳥が食べているかどうかも気になりますが、少なくともヤブランはタヌキに散布を手伝ってもらっているようです。

(北澤)

Tag : 光が丘公園 屋敷森 自然 植物 ミソハギ、メハジキ、ヤブラン

ハンゲショウが色づき始めました(2008年6月26日)

IMGP2872.jpg



 梅雨空の下、ハンゲショウが白く色づき始めました。その白い部分をよく見てみると、葉っぱと同じような葉脈が見られます。実はハンゲショウの本当の花の部分は、小さな穂の部分だけなのです。でも、このように穂状に花が付いているだけでは、地味すぎて花が咲いているかどうかがわかりません。この状態では、花粉を運んでくれるハナアブなどの昆虫たちも花に気づくことができず、受粉して種をつけることが出来なくなってしまいます。そのため、花が咲いている期間だけ、茎の上方の葉を白く色づかせ、昆虫たちの気を引いているのだそうです。
 意中の相手に振り向いてもらうために身を飾る、その思いは人間も植物も変わらないようです。
 
(きたざわ)

Tag : 光が丘公園 屋敷森 自然 植物 ハンゲショウ

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