スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

冬から春へのバトンタッチ

様々な方法で冬を越えた動植物たちが、春を謳歌し始めました。陽射しを待っていたかのように咲き始める花たち、去りゆく冬を追うように北へ帰って行く鳥たち。今日も屋敷森では、様々な生きものが季節を歌っています。

時に人の心を和ませ、時に虫たちの大切な食糧になり、冬の間目を惹いていた鮮やかな木の実たちも、そろそろ花たちに主役の座を渡す頃です。

mokkoku


yaburann

上はモッコク、下はヤブランの実です。赤い実は食べられたくない害虫の目には目立たず、黒い実は食べて遠くに運んで欲しい鳥の目にはとても目立つように出来ているそうです。全く自然の生きものは上手に進化していますね。
モッコクの木は別名をアカミノキと言い、木の実だけでなく、幹などの切り口も他の植物に比べて赤みが強いそうです。建築材や寄木細工にも使われるモッコクですが、なんと、沖縄の首里城建築の際にも使われたそうです。


senntousou

山野の林内や林縁部などに生えるセントウソウ。かわいらしい花をつける高さ20センチほどの小さな植物です。まだ春も浅い頃に、最初に春を知らせるように咲く花です。


sijimibana

こちらはシジミバナ。中国原産の植物ですが、日本にも古くから導入され、庭園などに植えられて親しまれてきました。遠くから見るとユキヤナギやコデマリにも似ていますが、こちらはなんと八重咲きです。白くて小さな花が集まって、木の上で溶け忘れた雪のようです。名前の由来は花がシジミの形に似ているからと言いますが…似ていますか?


kusanoou

黄色い花も見つけました。その名もズバリ「草の黄」。(クサノオウと読みます)薬草の王様、という意味を込めて「草の王」と呼ばれることもあるようです。鎮静や鎮痛の作用の他、湿疹やイボなどに塗布しても効薬があるのだとか。
が、実はとても強い毒性も持っているそうなので、むやみに口に入れたりするのは止めましょう。


たくさんの花たちに続き、そろそろトカゲたちも、日光浴をするために頻繁に姿を見せてくれる頃です。小さな生きものたちの暮らしを覗きにきませんか?

(生態工房しらべ)

スポンサーサイト

屋敷森の植物たちは、もう春です。

光が丘公園の屋敷森に入ると、冬でも花や実をつけるいくつもの植物に出会うことが出来ます。植物を見ているとつくづく思うのは、人間ほど季節の変化に鈍感な生きものもいないだろうなぁということ。さてさて、今日も植物たちに、春を教えてもらいに参りましょう。

ウメ

迎えてくれたのはたくさんの花を咲かせたきれいなウメ。今でこそ「花見=サクラ」ですが、古い昔には花見というとこのウメを見ながら楽しんだそうです。梅干しになったり梅酒になったりお酢やジャムになったりと大活躍のウメですが、青いままの実や葉などをうっかり食べてしまったら大変です。痙攣(けいれん)などの症状も出るそうなので、くれぐれも気をつけましょう。ちなみに6月6日は「ウメの日」だそうです。なぜ??

ツバキ

ツバキは花を落とし始め、まるで地面に花を咲かせたようになっていました。花がポトリと落ちることから、かつては武士に嫌われる花だったそうですが、この花の美しさはやはり皆に愛され、古くから茶花として親しまれてきました。名前の由来は厚い葉の木、艶のある葉の木、がなまってツバキになったとか。確かに、花だけでなく光沢を帯びて光る葉も、ツバキの魅力の1つですね。ツバキの木炭で醸造した日本酒はとても美味しいのだとか。最近では手に入りづらくなっているそうです。

ジンチョウゲ

ジンチョウゲも少しづつかわいい花を咲かせ始めました。小さな花が集まって、かわいい毬のようになる姿が何とも愛らしい植物ですが、見た目だけでなく花の香りも人々に親しまれてきました。花を煎じて飲むと歯痛が治るらしいですが、実には毒があるそうです。2月23日の誕生花だそうです。どなたか2月23日生まれの方はいらっしゃいますか?

マンリョウ

センリョウよりもよりきれいでたくさんの実をつけるので、ますます縁起が良いとされてきたマンリョウ。きれいなお花の少ない冬場には、縁起の良いお正月飾りとして人気があります。しかし、日本では穏やかに愛されてきたこの植物、アメリカのフロリダでは鳥が殆ど実を食べないので急激に増えてしまい、日本からの帰化植物として問題になっているそうです。緑被率の8割から9割がマンリョウで覆われてしまっている所もあるとか…。生態系を乱すって、本当に予測不能の怖いことなんですね。

井戸

今日はたくさんの子ども達が屋敷森を訪れて、楽しそうに井戸をこいでいました。井戸はどの年代の方の心もくすぐるようで、私も屋敷森を訪れる度に井戸の水を出して楽しんでいます。

(生態工房しらべ)

屋敷森の生きものたちvol.4が完成しました!

屋敷森の四季の自然をご紹介する掲示「屋敷森の生きものたち」の第4号が完成しました。10月上旬から現在までに見られた動植物を紹介しています。
屋敷森の入口掲示板とバードサンクチュアリの掲示板に掲示中です。

屋敷森のいきものたち4


(きたざわ)

屋敷森は「実りの秋」を迎えています(2008年10月29日)

公園の落葉樹が徐々に色づき始め、カツラの落葉が甘い香りを放つ季節になりました。
屋敷森の自然も秋の装いを見せ始めています。
園路沿いを歩くと、様々な色をした果実が目につくようになりました。


黒い光沢を持った4つの果実が特徴的なこの植物は、春に白い花で私たちの目を
楽しませてくれたシロヤマブキです。
シロヤマブキ


赤い実からまだ未熟な緑色の実まで鈴なりにつけているのは、変わった名前の
ヒヨドリジョウゴ。ナスの仲間で、実をよく見ると、薄い皮の内側にトマトの
ように種が詰まっているのが分かります(トマトもナス科です)。
ヒヨドリジョウゴ


まだ緑色の葉の間に赤紫色の美しい実をつけるのはコムラサキ。
普通は湿地に生えている低木なのですが、その果実の美しさゆえか、
庭園の植栽木として人気があるようです。
ムラサキシキブ


林床の地際ににひっそりと赤い実をつけているのはヤブコウジ。
背丈は低いものの、草ではなく、立派な樹木の仲間です。
マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、カラタチバナ(百両)、
アリドオシ(一両)に対し、ヤブコウジは「十両」と呼ばれ、これらの
赤い実は縁起物とされてきました。
ヤブコウジ


実りの秋、食べられる果実も楽しみですが、見て楽しめる果実も探してみませんか。

(きたざわ)

Tag : 光が丘公園 屋敷森 自然 植物 果実

屋敷森の生きものたちvol.3が完成しました!

屋敷森の四季の自然をご紹介する掲示「屋敷森の生きものたち」の第3号が完成しました。7月下旬から現在までに見られた動植物を紹介しています。
屋敷森の入口掲示板とバードサンクチュアリの掲示板に掲示中です。

屋敷森のいきものたち3


(きたざわ)

Tag : 自然 屋敷森 光が丘公園 植物

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。